マンUで先発落ちが続くムヒタリアン モウリーニョが語ったドルトムント“前10番”への評価とは

レスター戦、ボーンマス戦と公式戦2試合連続でベンチスタート

 今夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに加入したアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは、ここまでベンチスタートが続いている。ジョゼ・モウリーニョ監督は、2630万ポンド(約34億5000万円)で獲得した万能アタッカーがレギュラーから外れている理由を明かしている。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。

 ムヒタリアンは今季公式戦の初戦となったレスター・シティとのコミュニティーシールド、プレミアリーグ開幕戦のボーンマス戦と、いずれもベンチスタート。ムヒタリアンが得意とするサイドのポジションでは、モウリーニョ監督がチェルシー時代に戦力外としたスペイン代表MFフアン・マタとイングランド代表MFジェシー・リンガードらが信頼を掴んでいる。そしてマタはボーンマス戦、リンガードはレスター戦で得点を決めて起用に応えている。

 期待の新戦力であるはずのムヒタリアンがスタメン落ちしている理由を聞かれたモウリーニョ監督は、「オプションだ」と断言。あくまで、戦術的な理由でのチョイスだったと明かしている。

「レスターとの試合では、試合展開を読んでスピードのあるリンガードが必要だった。ボーンマス戦では、彼らがハイプレスを仕掛けてくると思い、マタのようにインサイドへ入ってプレーすることで背後のスペースをうまく利用できると考えた。それが我々にとって、すごく有益なものとなった。それに私はどちらの試合も、ルーニーをズラタンの近くでプレーさせる決断をしたために、ミキを先発させなかったんだ」

 

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