「非常に残念な試合」 松井大輔が森保Jのチュニジア戦分析、「日本に足りない」と指摘した課題は?

日本代表が3失点で惨敗【写真:Getty Images】
日本代表が3失点で惨敗【写真:Getty Images】

チュニジア代表に3失点で惨敗、松井が森保ジャパンの課題を指摘

 森保一監督の率いる日本代表は、6月14日のキリンカップ決勝でチュニジア代表と対戦し0-3で敗れたなか、元日本代表MF松井大輔が(Y.S.C.C.横浜)自身の公式YouTubeチャンネルでこの試合を総括。森保ジャパンの課題に触れている。

 4-3-3システムを継続採用した日本代表はGKにシュミット・ダニエルを起用し、最終ラインに長友佑都、吉田麻也、板倉滉、伊藤洋輝が並んだ。中盤は遠藤航、原口元気、鎌田大地で形成し、前線は右に伊東純也、左に南野拓実、中央に浅野拓磨が起用された。

 前半に相手ゴールへ迫った日本だがスコアレスで前半を折り返すと、後半10分に吉田が相手を倒して与えたPKから先制ゴールを献上。後半31分に守備陣の連係ミスで2失点目を与え、後半アディショナルタイムには強烈なミドルシュートを突き刺されて0-3と敗れた。

 松井は自身の公式YouTubeチャンネルで、「チュニジアみたくカウンターで仕留めるほうが勝つ確率が上がるんじゃないかっていう論争になってもおかしくない試合展開になった。非常に残念な試合でした」と総括。そのなかで、出足の鋭い守備を活かしたチュニジアの戦いぶりに注目し、「全員が1個のボールに対して連動して動いて守備をしていた」と称え、「そこが日本に足りなかった」と指摘した。

 カタール・ワールドカップではドイツ、スペインといった強豪国と同グループとなった森保ジャパン。フィジカル的な強度は、この日のチュニジア以上とも見込まれるだけに「そういった時にどうしていくのか、課題の1つではありますよね」などと言及するなど、チュニジア戦で見せた日本のパフォーマンスに対し、独自の視点から評価を下している。

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