セルティック監督、契約延長が確実視 日本人選手の“リクルート能力”と「日本の知識」再評価

セルティックのポステコグルー監督【写真:ロイター】
セルティックのポステコグルー監督【写真:ロイター】

「古橋亨梧、旗手怜央がJリーグから到着して、グラスゴーで即座にインパクトを残した」

 スコットランド1部セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、2021年夏に横浜F・マリノスの監督を退任し、セルティックの監督に就任。セルティックを21-22シーズンのスコティッシュ・プレミアリーグ優勝に導いた。オーストラリア人監督は、セルティックと1年のみの契約を結んでいたが、英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」は契約延長が確実視されるポステコグルー監督を再評価している。

 18年から横浜FMを率いて、19年には15年ぶりのJ1優勝に導いたポステコグルー監督は、昨夏セルティックに移ると、初年度のうちに2シーズンぶりのリーグ優勝とリーグカップ優勝という2冠を達成した。ポステコグルー監督は、セルティックと1年契約しか結んでいないため、その動向が注目されている。

 とはいえ、来季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも挑戦するスコットランドの名門との契約を延長することは確実視されており、英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」は、「新たな契約を結ぶのは、時間の問題だ。問題は『延長するのか?』ではなく『いつか?』である」と、セルティックでの1年目で結果を残した指揮官について伝えている。

 そして、改めてポステコグルー監督が、契約延長にふさわしいかについて、「一片の疑いもなくふさわしい。短期間でもたらした成功だけではない」と、オーストラリア人監督を再評価。「横浜F・マリノスを指揮していた時に得た日本サッカーに対する知識は、実を結んだ。古橋亨梧、旗手怜央がJリーグから到着して、グラスゴーで即座にインパクトを残した」と、日本代表FW古橋亨梧、日本代表DF旗手怜央らを加えたリクルート能力を称賛している。

 さらなる日本人選手獲得の噂も報じられているセルティックだが、Jリーグからスコットランドに戦いの舞台を移した指揮官の動向も注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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