冨安健洋、コンディション万全を強調「練習で問題なかった」 7か月ぶり復帰へ―チュニジア戦出場可能か

冨安健洋が万全を強調【写真:Getty Images】
冨安健洋が万全を強調【写真:Getty Images】

冨安がオンライン取材に対応しチュニジア戦に向けて言及

 日本代表DF冨安健洋が6月12日、オンライン取材に対応した。冨安は昨年末に右足のふくらはぎを負傷し、年明けに一度復帰するも、その後に左足のふくらはぎを負傷。4月23日のプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)で約3か月ぶりに戦線復帰を果たしていたが、5月16日に行われたプレミアリーグ第37節ニューカッスル戦で右足ハムストリング付近を痛めていた。度重なる負傷に苦しんでいるが、今回は昨年11月以来の日本代表招集。14日のキリンカップ決勝チュニジア戦に向けては万全を強調した。

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 今回の合宿は直前に負傷したものの、森保一監督が「試合が出来るという見通しもある」として、冨安を招集。合宿開始当初は別メニュー調整していたものの、前日11日には完全合流。冨安は「森保さんの判断だけど、自分的には昨日の練習で問題なかったので、あと2日チームとトレーニングをしていくだけ」と、コンディションも上々のようだ。

 チュニジア戦で出場すれば昨年11月16日アジア最終初戦オマーン戦(1-0)以来、7か月ぶり。今回は「1月、3月と(代表に合流)できなかったので、みんなと過ごしたり、ミーティングに入ったり、スタッフや監督ともコミュニケーションを取れるというのも(途中で)離脱しなかった理由。今回のワールドカップ(W杯)は事前キャンプもできない。今回は長い時間も取れるということで、最後までいさせてもらった」と、ここまでの3試合はベンチ外ながら、練習を続けてきた理由を明かした。

 プレミア1年目でレギュラーを獲得しながら、度重なる負傷で苦しんだ。試合に出れば好プレーを見せていたものの、「負のサイクル」に悩んだという。

「シーズン前半戦、感覚も良かった。最初の数試合はしんどかったけどプレミアに慣れてきたタイミングでふくらはぎを痛めた。そこから負のサイクル。復帰して前日練習だけで試合をやって休んで、という感じだった。次のシーズンに向けてしっかり準備しないといけない」

 チュニジア戦で今年初めて日本代表でのプレーを見せることになるのか。注目の一戦となりそうだ。

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