上田&堂安の動きを元代表コンビが称賛 「この動きがあるからゴールが決まる」…三笘の勝ち越しゴールシーンに注目

スタメン出場のMF堂安律とFW上田綺世【写真:高橋 学】
スタメン出場のMF堂安律とFW上田綺世【写真:高橋 学】

キリンカップの初戦でガーナ代表と対戦、山根&三笘のゴールで2-1リード

 日本代表(FIFAランク23位)は6月10日にキリンカップの初戦でガーナ代表(同60位)と対戦。1-1で迎えた前半アディショナルタイム2分、FW三笘薫が左サイドからゴール前にボールを入れると、これがそのままゴールへ。生中継しているTBSで解説を務めている元日本代表FW福田正博氏と元日本代表DF槙野智章は、ゴールが決まった際のFW上田綺世とMF堂安律の動きを称賛した。

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 試合の主導権を握った日本は、前半29分にDF山根視来のゴールで先制する。その後も優勢に試合を進めていたが、前半44分、先制点を挙げた山根のパスミスから自陣でボールを失うと、ミドルシュートを決められて1-1に追いつかれた。

 このまま引き分けで終わるかと思われた前半アディショナルタイム、左サイドでボールを持った三笘が、ゴール前へクロス性のボールを入れる。このボールが、そのままゴールに吸い込まれ、日本はハーフタイム目前に勝ち越しに成功した。

 ゴールが決まると槙野は「シュートと言うか、センタリングと言うか、シュータリングと言うんですかね。そういうボールを蹴ることに加えて、選手が中に入っていくことで、そのままボールが入りましたね」と、解説。ゴールへ向かっていく三笘の速いボールに加え、上田と堂安がゴール前に走り込んだことを評価した。

 これに福田氏も同調し、「三笘のゴールかもしれませんが、あそこに上田と堂安が入ったことで、GKの動き出しが遅れますからね」と、ゴール前に詰めていた2人の積極性を評価した。槙野もリプレーを見ながら「この動きがあるからですよね、ゴールが決まるのは」と、記録には残らない2人のプレーの重要性を強調した。

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