相手GKをひざまずかせる一撃 ネイマールの技あり“コロコロPK”に伊メディア反応「麻痺させた」

ゴールを決めたブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】
ゴールを決めたブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】

完璧に相手の逆を突き、韓国GKキム・スンギュを翻弄

 ブラジル代表の10番を背負うFWネイマールは、6月2日に行われた国際親善試合の韓国戦でペナルティーキック(PK)2本を決め、5-1の勝利に貢献した。相手守護神をあざ笑うかのような“コロコロPK”もあり、イタリアメディアは「GKを麻痺させた」と伝えている。

 6月6日に森保ジャパンと対戦予定のブラジルは、韓国相手に主導権を握る。前半7分に幸先よくFWリシャルリソンがMFフレッジのシュートのコースを変えて先制。一方の韓国も同31分に元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョが個人技でこじ開けて同点に追いついた。

 その後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で得た2度のPKをどちらもエースFWネイマールが沈め3-1と勝ち越すと、途中出場のMFフィリペ・コウチーニョ、FWガブリエウ・ジェズスが追加点を奪い、終わってみればブラジルが5-1の快勝。サッカー王国が強さを見せつけた。

 注目を集めたのは、ネイマールが決めた2本のPKシーン。1本目は細かいステップからJ1柏レイソルに所属する韓国GKキム・スンギュの逆を冷静に突いて決め、2本目ではより長い助走を取り再び細かいステップを踏んでから、ゆっくりとしたモーションで見事な“コロコロPK”を決めている。

 イタリアメディア「Fanpage.it」は「ネイマールはGKを麻痺させた」と見出しを打ち、「ゆっくりとした助走と同様のスローなグラウンダーのキックで、文字通りGKをひざまずかせた」と伝えている。

 日本戦でもネイマールのトリッキーなプレーが見れるかもしれない。

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