ポステコグルー監督は「私自身にとってもこれ以上のチャレンジはない」と気合十分

　スコットランド1部セルティックは2021-22シーズンのリーグ優勝を果たし、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得した。横浜F・マリノスから引き抜かれる形でセルティックの監督に就任し、クラブをリーグ優勝に導いたアンジェ・ポステコグルー監督が、来季のCL挑戦に向けた思いをオーストラリアメディアに語っている。セルティック専門サイト「Celts Are Here」が報じた。

　日本代表FW古橋亨梧を含め、4人の日本人選手が所属しているセルティック。来シーズン、彼らが世界最高峰の舞台であるCLでどのような活躍を見せるかは、日本のファンも楽しみにしているところだろう。

　初のCL挑戦に向けて、ポステコグルー監督も興奮を隠せないようだ。オーストラリアのラジオ局「Sportsday Radio」の取材に応じ、「リバプールとレアル・マドリードの決勝を見た。私のクジ運からすると、私たちはどちらかを引き当てるだろうね。強豪と対戦することになる。待ちきれないよ」と、2021-22シーズンのCLファイナリストのどちらかと、来季のCLで対戦することを予想した。

「多くの人が、最も特別な空間として、CLのセルティック・パークの雰囲気を挙げている。それもまた私にとって楽しみだ。それこそが、このクラブにふさわしいレベルであり、そこにいなければいけない。私自身にとっても、これ以上のチャレンジはないね」

　CLの組み合わせ抽選会は8月に予定されており、セルティックはポッド4に入る。そのため、ポステコグルー監督が期待する超強豪との試合も実現することが確実だ。日本人選手の活躍が光ったセルティックだが、彼らがCLの舞台でも躍動できるか注目される。