三笘薫、華麗なループシュート弾を天才・小野も称賛 「ファーストタッチが絶妙」

3点目を決めたMF三笘薫【写真:高橋 学】
3点目を決めたMF三笘薫【写真:高橋 学】

失点直後に再びリードを2点に広げるゴールを挙げる

 日本代表は6月2日、札幌ドームでのキリンチャレンジカップでパラグアイ代表と対戦。前半を2点リードで折り返したが、後半14分に自陣でのミスからゴールを許してしまう。それでも、その1分後にはFW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)がゴールを挙げて、再びパラグアイを突き放した。この試合の解説を務めた元日本代表MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)と元日本代表DF坪井慶介氏は、三笘のプレーを絶賛した。

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 いい形で試合を進めていた日本だったが、後半14分にミスから失点。嫌な流れになりそうだったが、三笘が阻止した。ペナルティーエリア手前でボールを持ったMF原口元気(ウニオン・ベルリン)がドリブルを仕掛け、DFを引き付けて左サイドでボールを要求した三笘にパス。最終ラインと駆け引きをしていた左ウイングは、パスを受けると右足のタッチでボールをコントロールして、左足でループシュートを放ち、ゴールネットを揺らして見せた。

 この三笘のゴールについて、坪井は「原口、三笘のところがすごい落ち着きです」と驚嘆。小野も「ファーストタッチが絶妙ですよね。ゴールに向かっていける。次につながりますもんね」と、三笘のシュートにつながるトラップを褒めた。この指摘に坪井も「あそこでいい位置に置けるから、シュートの選択肢も増えます」と続けると、最後は小野が「素晴らしいゴールです」とまとめた。

 このゴールで、代表通算4試合出場でゴール数も「3」とした三笘。先発出場の機会を得て、しっかりと自身の良さを見せつけている。

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