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マンUのポグバ獲得は「バーゲン」? 移籍金117億円はクラブ総売上の約17%で済んでいると指摘
「BBC」が過去の大型移籍と比較 ルーニー移籍時とほぼ同じ水準
マンチェスター・ユナイテッドはユベントスからフランス代表MFポール・ポグバをフットボール史上最高額となる8900万ポンド(約117億円)で獲得した。この天文学的な金額には賛否両論あるが、英公共放送局「BBC」は、ユナイテッドの莫大な収入に対する割合に着目し、ポグバの獲得はバーゲンだったと分析している。
2012年に移籍金ゼロ円で放出したポグバを117億円という破格の移籍金で獲得したことについて、疑問の声も挙がっている。高騰を続ける選手の移籍金は歯止めがかからず、ポグバに100億円の価値はないと批判する人も後を絶たない。
しかし、その一方でユナイテッドの圧倒的な資金力の下では、ポグバ一人に100億円を優に超える金額を支払っても大きな影響はないとの見方もある。同局はクラブの総売上に対する支出の割合を過去のユナイテッドでの大型移籍と比較。その結果、クラブの売上が増えているのに比例して移籍金が高騰しているだけであると指摘している。
例えば、2004年に現主将のFWウェイン・ルーニーを獲得した際の移籍金は2700万ポンド(約36億円)で、当時の年間総売上額1億5720万ポンド(約208億円)に占める割合は17.2%だった。これに対し、ポグバの移籍金はルーニーの3倍以上だが、現在では同様にクラブの総売上も3倍以上の5億ポンド(約660億円)以上に跳ね上がっていおり、ポグバ獲得資金の割合は売上に対する17.6%で、ルーニーのケースと変わらない点に言及されている。
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