アーセナル冨安健洋、英メディアのチーム内シーズン査定で3位タイ 「長きにわたってガナーズの右SBを務める」

アーセナルで活躍を見せたDF冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルで活躍を見せたDF冨安健洋【写真:Getty Images】

冨安は加入1年目で主力に定着し、高パフォーマンスを披露

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は加入1年目のシーズンから右サイドバックのレギュラーとして活躍し、不動の地位を築いた。英紙「デイリー・ミラー」によるシーズン査定でもチーム3位タイの高評価で「長くガナーズの右サイドバックを務めることになりそうだ」と絶賛された。

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 冨安は昨夏の移籍マーケットでボローニャからアーセナルへ移籍。日本代表ではセンターバックとしてプレーしているが、アーセナルでは加入直後から手薄だった右サイドバックとして抜擢された。プレミアリーグ第4節ノリッジ・シティ(1-0)でデビューすると、そこから15試合連続でスタメン出場を続けた。

 度重なるハムストリングの負傷でシーズン後半戦は欠場が多くなり、最終的にはプレミアリーグ21試合、リーグカップ1試合の出場に留まったが、ピッチに立った際には安定したパフォーマンスを披露。特に空中戦の強さや1対1での守備力の高さは地元メディアから一目置かれている。

「デイリー・ミラー」紙はアーセナルのシーズン全体の選手採点を公開。「文句なしのプレイヤー・オブ・ザ・シーズン」と称されたFWブカヨ・サカと新加入のMFマルティン・ウーデゴールの2人が9点で最高得点となったなか、冨安には他3人と並ぶ8点が付けられた。

「この日本代表はシーズンを通してフィットし続けていれば、夏のベスト補強になっていただろう。ファンタスティックなDFで、冨安は長きに渡ってガナーズの右サイドバックを務めることになりそうだ」

 怪我による離脱がマイナス査定となったものの、それでも来季以降の右サイドバックのレギュラー定着を予感させるパフォーマンスだったと絶賛されている。

 アーセナル選手のシーズン採点は以下の通り

9点:マルティン・ウーデゴール、ブカヨ・サカ
8点:アーロン・ラムズデール、冨安健洋、グラニト・ジャカ、エミール・スミス・ロウ
7点:ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、トーマス・パーティー、チャーリー・パティーノ、ガブリエウ・マルティネッリ
6点:ベルント・レノ、セドリック・ソアレス、ロブ・ホールディング、キーラン・ティアニー、アルベール・サンビ・ロコンガ、モハメド・エルネニー、エディ・エンケティア、
5点:カラム・チャンバース、ヌーノ・タヴァレス、エインズリー・メイトランド=ナイルズ、アレクサンドル・ラカゼット
4点:パブロ・マリ、ピエール=エメリク・オーバメヤン
3点:ニコラ・ペペ
2点:セアド・コラシナツ

(FOOTBALL ZONE編集部)



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