チェイス・アンリら海外組4人 U-21日本代表、大岩監督はさらなる世界挑戦へ期待「もっとタフで、レベルの高いグループに」

U-21日本代表を率いる大岩剛監督【写真:©JFA】
U-21日本代表を率いる大岩剛監督【写真:©JFA】

GK小久保玲央ブライアン、DF内野貴史、DFチェイス・アンリ、MF斉藤光毅が選出

 日本サッカー協会(JFA)は5月24日、6月1日から同19日までウズベキスタンで開催されるU-23アジアカップに出場するU-21日本代表メンバー21人を発表した。大岩剛監督は、今後さらなる“海外組”が増えていくことに期待を寄せている。

 2024年パリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、今年3月のドバイカップU-23に向けて本格始動し、6月にはウズベキスタンで行われるU-23アジアカップに参加予定。日本はグループDに入り、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、タジキスタンと対戦する。

 メンバーには今年鳴り物入りでプロ入りしたゴールデンルーキーのFC東京MF松木玖生、浦和レッズのGK鈴木彩艶らが選出されたなか、海外組は21歳のGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)、21歳DF内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)、18歳DFチェイス・アンリ(シュツットガルト/ドイツ)、20歳MF斉藤光毅(ロンメルSK/ベルギー)の4人が名を連ねた。

 最大23人が大会登録可能なため、残り2名が招集されることになるが、大岩監督は“ラージグループ”には「50人」が対象となっていることを明かしつつ、今後選手たちがU-21日本代表からA代表へ羽ばたいていくことにも期待している。

「おそらくこのグループからも海外移籍していくだろう選手もいるし、今後増えてくと思う。今のA代表がそうだけれども、各国で試合に出続けるタフさはこのグループの選手も感じていくはず。この厳しさは日本代表に持ち込んでほしい。今は4人だが、もっと増えて、もっとタフでレベルの高いグループにしていきたい」

 大岩監督はU-23アジアカップの位置づけに関して「非常に重要」とし、「今後いろいろな意味で周りに発信するのにもいい基準。A代表に行く選手、U-19から上がる選手、大学生も含まれるけれども、いい刺激になるような質の高い、レベルの高いゲームをして結果を残す。この年代の最前線にいるんだというグループであり続けたい」と意気込んだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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