レアル会長、PSG残留決断ムバッペへ見せた“大人な対応” メッセージのやり取り明らかに「君にも幸運を」
ムバッペはPSG残留を決断し、移籍先候補だったレアルの会長へメッセージを送った
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、クラブとの契約を2025年まで延長して、自身の去就を決定した。移籍先として有力視されていたスペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長とのやり取りを、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今シーズン限りでPSGとの契約が満了を迎えることとなっていたムバッペは、これまで子供の頃から憧れていたレアルへの加入が有力視されていた。しかし、PSGは21日にムバッペと契約延長で合意に達したことを発表。23歳のスピードスターは、最終的に超高額オファーを提示し続けてきた現所属クラブにとどまることとなった。
「マルカ」によると、ムバッペはレアルのフロレンティーノ・ペレス会長に、メッセージアプリ「Whats app」を通じて、以下のメッセージを送ったという。
「フロレンティーノ・ペレス様、私はPSGに残留することを決断したことをお伝えします。子供の頃からファンであったレアル・マドリードでプレーする機会を与えてくれたことに感謝します。あなたが僕の決断を理解してくれると期待しています。チャンピオンズリーグ決勝で、幸運を」
加入を信じていたレアルのファンは、この決断に加え、愛するクラブが条件を引き上げるために利用されたような状況となり、悲しみ、怒っていると報じられている。しかし、ペレス会長は、「君にも幸運を」と、返答したという。
ムバッペがPSGに残留することになり、ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドもイングランド1部マンチェスター・シティへの移籍がクラブ間合意に達し、若き2大ストライカーを逃す形となったレアル。ペレス会長は夏の移籍市場で、ここからどのような動きを見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)