PSG退団FW、「11番」後継者にネイマールを指名 その意外な理由「10番は彼のためにあるべき」
背番号10は「メッシのためにあるべき」
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは、契約満了に伴い、今シーズン限りでクラブを離れる。5月21日に行われたリーグ・アン最終節のメス戦(5-0)では、1得点1アシストを記録してチームの勝利に貢献した。7シーズンにわたってPSGで活躍したアタッカーは、自身が付けていた背番号11を、ブラジル代表FWネイマールが付けるべきと考えているようだ。アルゼンチンメディア「オレ」が報じている。
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ディ・マリアは、2015年夏にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからPSGに加入し、公式戦294試合で91得点111アシストを記録してきた。メス戦の後半22分にPSGの選手として最後のゴールを挙げたディ・マリア。後半30分にベンチに退く際に、手を挙げて挨拶をすると、ファンはスタンディング・オベーションで11番を称え、ピッチにいたPSGのイレブンは、彼のために花道を作って、ピッチから送り出した。
現在ほど、世界的なスター選手がそろっていなかったチームに加入し、19ものタイトル獲得に貢献したディ・マリアは、自身が付けた11番をネイマールに付けてもらいたいようだ。それは、アルゼンチン代表でもチームメートであるFWリオネル・メッシに、現在はネイマールが付けている「10番」を譲ってもらう意図があるという。
「レオは、世界最高の選手だ。彼が寂しいようなことがあってはいけないし、そんな瞬間を過ごしてはいけない。僕はすでに来シーズンの前に、彼は10番を要求するべきだし、ネイが11番を付けるべきだと言った。それがすべてだよ。僕は彼が10番にふさわしいと思っている。彼は世界最高の選手だし、10番は彼のためにあるべきだ」
昨夏、PSGに加入する際、メッシはネイマールからの10番譲渡を拒否して最終的に30番をつけることになったと言われている。来季のPSGでは、ディ・マリアの希望通りに、メッシが10番を背負うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)