アーセナル冨安は「毎週10点満点の7点を保証」 左SBでも“安定感抜群”に英紙高評価「素晴らしい仕事」

アーセナルDF冨安健洋は左SBで先発出場【写真:Getty Images】
アーセナルDF冨安健洋は左SBで先発出場【写真:Getty Images】

冨安健洋は左サイドバックでフル出場し、勝利に貢献

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間8日に行われたプレミアリーグ第36節のリーズ・ユナイテッド戦(2-1)で2試合連続スタメン出場。今季初めて左サイドバックとして起用され、安定感あるプレーで勝利に貢献した。英紙「ザ・サン」は冨安に「毎週10点満点の7点を保証する」と高評価を与えている。

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 トップ4入りを目指すアーセナルと残留に向けて戦うリーズが激突した一戦。序盤からアーセナルが主導権を握り、前半5分にFWエディ・エンケティアが相手GKへのプレスからボールを奪って先制点をゲット。さらに同10分には左からの折り返しをエンケティアが再び決めて2-0とした。

 前半27分にはリーズのDFルーク・アイリングが退場となり、アーセナルは数的有利を得る展開に。後半21分にセットプレーからDFディエゴ・ジョレンテにゴールを許して1点差に迫られたが、2-1のまま逃げ切って4連勝を飾った。

 怪我から復帰後、3試合連続での出場となった冨安は加入後初めて左サイドバックとしてスタメン起用された。リバプール移籍も噂されるリーズの右サイドアタッカー、FWハフィーニャへの対策と見られる采配だったが、冨安は柔軟に対応。持ち前の守備はもちろん、アタッキングサードでのパス成功率100%(40本中40本成功)を記録するなど攻守両面で存在感を示した。

 英紙「ザ・サン」の選手採点で冨安は10点満点中の7点が付けられた。2得点を決めたエンケティアが9点でチームトップ、MFマルティン・ウーデゴール、FWブカヨ・サカ、マルティネッリの8点に続く5位タイという評価のなかで、冨安の安定感抜群のパフォーマンスは絶賛されている。

「リーズ最大の脅威であるハフィーニャに対抗するため、不慣れな左サイドバックでのプレーを要求された。そして、そこで素晴らしい仕事をした。この日本代表DFは毎週10点満点の7点を保証し続ける選手であることを証明した」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は冨安について「彼は両足を使えるだけでなく、右センターバック、左センターバック、そしてレフトバックでもプレーできるので、大きな多様性をもたらしてくれる」と語っていた。指揮官の期待に応える納得のパフォーマンスだったといえるだろう。

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