「2026年にはバロンドールを受賞」 レアル19歳“神童”、“別次元”の存在感で世界称賛

レアルの19歳MFエドゥアルド・カマヴィンガ【写真:AP】
レアルの19歳MFエドゥアルド・カマヴィンガ【写真:AP】

レアルはシティに勝利し、CL決勝に進出

 レアル・マドリードは現地時間5月4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでマンチェスター・シティに3-1で逆転勝利し、2試合合計スコア6-5で4季ぶりの決勝へと駒を進めた。2得点したFWロドリゴ、PKで決勝点をマークしたFWカリム・ベンゼマが勝利の立役者としてスポットライトを浴びる一方、途中出場で絶大な存在感を示した19歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガの活躍にも称賛が集まっている。

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 レアルは敵地でのファーストレグを3-4で落とし、逆転のためには得点が必要だった。セカンドレグも均衡した内容のまま時間は進んだが、後半28分にアルジェリア代表FWリヤド・マフレズの強烈な一撃でマン・シティが先制。合計スコアでのリードは2点に広がり、決勝への切符はペップ・グアルディオラ監督率いるチームに渡ったかに思われた。

 しかし、レアルは同45分にFWベンゼマがワンタッチで折り返しからFWロドリゴが決めて点差を縮めると、さらにその1分後にも右サイドからのクロスをロドリゴがヘディングで押し込み、同点に持ち込んだ。試合は延長戦にもつれ込む熱戦となったが、延長前半5分に得たPKをベンゼマがきっちりと成功させて勝ち越しに成功。そのままマン・シティを3-1で撃破した。ベスト16のパリ・サンジェルマン(PSG)、ベスト8のチェルシーに続き、今回も逆転勝利で次ラウンドへの進出を決めている。

 劇的な試合の主役は2得点のロドリゴや1得点1アシストのベンゼマだったが、試合の流れを変えた存在として注目を集めているのは後半30分からピッチに立ったフランス代表MFカマヴィンガだ。司令塔MFルカ・モドリッチに代わって登場した19歳はピッチを縦横無尽に駆け回り、攻守に貢献。ロドリゴの1点目のゴールを導くベンゼマへのクロスを供給したのもこのカマヴィンガだ。

 英メディア「Sportskeeda」は「ファンからレアル・マドリードの神童への惜しみない賛辞」としてレアルファンによるコメントを紹介。「2026年にはバロンドールを受賞している」「チームに落ち着きと冷静さをもたらした」「これでまだ19歳」「ワールドクラス」「ボールを運ぶ力と落ち着きは別次元だ」とまさに絶賛の嵐となった。

 PSG戦やチェルシー戦でも途中出場でインパクトを残していたカマヴィンガ。リバプールとの決勝戦でも鍵を握る存在となりそうだ。

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