ACL、自力突破消滅の川崎“複雑”な決勝T進出条件とは? 日本勢の現況を解説

ACL日本勢の現況を解説【写真:(C)AFC & ロイター】
ACL日本勢の現況を解説【写真:(C)AFC & ロイター】

ACLグループステージ、浦和と神戸は決勝トーナメントへ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4月27日と同28日にグループステージ第5戦が行われ、日本勢では浦和レッズとヴィッセル神戸が決勝トーナメントへ進出が決定した。横浜F・マリノスも優位な立場を手にしたが、川崎フロンターレは敗退の危機となった。

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 昨年から出場チームが拡大され、東地区は4チームずつ5組に分かれてグループステージを実施。首位5チームと2位のうち上位3チームが決勝トーナメントに進む。しかし、今季は上海ポート(中国)の出場辞退により3チームのリーグが発生したため、2位チームの成績比較の際に4チームのリーグは最下位との対戦成績を除外する。これにより、突破条件が複雑化している。

 初日に登場したF組の浦和はライオンシティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦すると、DF馬渡和彰とFWアレックス・シャルクが前半のうちにゴール。後半には途中出場のMF松尾佑介が2ゴールするなど得点を重ねて6-0と圧勝した。

 また、I組の川崎は蔚山現代(韓国)と対戦すると、初戦と同様に浦和などでプレー経験を持つブラジル人FWレオナルドに先制点を許す苦しい展開に。追加点を奪われ前半2点ビハインドからFWレアンドロ・ダミアンが1点返したものの、後半開始直後に痛恨の追加点を許して1-3と追い込まれた。試合終了間際にL・ダミアンが追撃ゴールを決めるも及ばず、2-3の敗戦となった。

 日本勢の入らないG組の結果を合わせた初日の結果、浦和と試合のなかったJ組の神戸が、グループ内の2位以上が確定したうえ、2位になった場合も上位3チームに入る条件を満たしたため決勝トーナメント進出が決まった。

 2日目に登場したH組の横浜FMは、開催地ベトナムの大声援を受けるホアンアインと対戦。前半にFW仲川輝人が獲得したPKをMFマルコス・ジュニオールが決めて先制すると、後半にはコーナーキックからDF畠中槙之輔が追加点を奪い2-0の勝利を収めた。

 横浜FMは勝ち点を12に伸ばし、最終戦で同11の全北現代(韓国)と対戦する。引き分け以上で首位通過が決まり、敗れた場合は2位となって他の組の結果次第になるものの、それでも突破の確率が十分に高い優位な状況を手にした。

 川崎は最終戦でグループ内の最下位が決まっている広州FC(中国)と対戦する。自力での1位通過は消滅しており、勝利したうえで同組の蔚山とジョホール・ダルル・タクジムの試合が引き分けた場合は首位通過となるが、どちらかが勝利した場合は2位になる。その場合は、F組で大邱FC(韓国)とライオンシティが引き分けたうえで、G組で全南ドラゴンズ(韓国)がパトゥム・ユナイテッド(タイ)に勝利し、メルボルン・シティ(オーストラリア)が2位にならないという複雑な条件を満たした場合のみ突破という難しい条件になった。

 残す最終戦の結果次第で日本勢の全チーム突破の可能性も残す今季のACLだが、各チーム東南アジアで2週間強の集中開催という激闘のゴールが見えてきた。

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