本田の元ライバルと指揮官の醜い内輪もめ QPR会長も火消しの謝罪

泥仕合に発展

 QPRのハリー・レドナップ監督と、モロッコ代表FWアデル・ターラブの中傷合戦がエスカレートの一途を辿り、クラブのチェアマンが謝罪文を発表する異常事態に発展している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「QPRがレドナップとターラブの争いで謝罪する」と報じた。
 事件は19日のリバプール戦(2-3負け)終了後の記者会見から始まった。指揮官がベンチメンバーから外れたターラブに関して、練習態度の悪さに加えて、「3ストーン(約19キロ)の体重オーバー」と批判したことに端を発する。この発言に激怒したターラブは「あいつはほとんどオフィスにいる。指導しないんだ」などと過激な監督批判を展開。地元紙がシャツをたくし上げ、締まったおなかの写真を掲載し、「僕はプロ。これは復讐ではない」と宣言していた。
 想定外の反撃を受けたレドナップ監督は地元紙サンに対し、「彼が痩せられた唯一の理由はへんとう炎にかかったからだ。それ以外に体重をしぼれる理由はない。彼が試合に出られる体調ではないのは事実だ」と暴露した。
「彼は今まであった最悪のプロ意識の持ち主。私は彼と3年間QPRで一緒になっただけだが、彼は努力をしない。私は過保護だった」
 そうぶちまけるなど、リーグ最下位というチーム状態通りの醜い泥仕合となっている。

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