香川が原と喜ぶ横で、橋岡が別方向を向いてガッツポーズ

　ベルギー1部シント=トロイデンのMF香川真司が、現地時間4月10日のリーグ第34節スタンダール・リエージュ戦（3-0）で移籍後初アシストをマークした。自身のインスタグラムで「来シーズンに向け最高の香川真司を見せれるように切り替えて準備していきたいと思います」と巻き返しを誓いつつ、同僚のDF橋岡大樹に“ツッコミ”を入れている。

　加入後初スタメンとなった香川は、スタンダール・リエージュ戦の前半22分に味方のクリアボールを拾うと、前線のFW原大智へロングパスを供給。巧みなトラップで最終ラインの裏を取った原が、フィニッシュを決めて先制した。

　香川は前半28分にもFW林大地のゴールにつながるコーナーキックを蹴るなど、2ゴールに絡む活躍を見せて、存在感を示した。

　8位のヘンクに得失点差で及ばず、プレーオフ進出を逃したシント=トロイデン。香川はインスタグラムで、「プレーオフに行けず悔しいですが、来シーズンに向け最高の香川真司を見せれるように切り替えて準備していきたいと思います。皆さん今シーズンも応援ありがとう！」と思いを綴った。

　投稿の写真は、原に抱えられた香川がガッツポーズを決める横で、橋岡は別の方向を向いてガッツポーズをしており、香川はインスタグラムのストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）で橋岡に「どこみてるんやろ」と“ツッコミ”を入れていた。