日本代表MF田中碧、1G1Aと躍動 デュッセルドルフ移籍後初ゴールに安堵「やっとチームの力になれた」

デュッセルドルフの日本代表MF田中碧【写真:Getty Images】
デュッセルドルフの日本代表MF田中碧【写真:Getty Images】

ハンザ・ロストック戦の前半に先制ゴール、アペルカンプ真大も得点し日本人2選手が活躍

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは現地時間4月8日、リーグ第29節ハンザ・ロストック戦で3-0と勝利したなか、日本代表MF田中碧が移籍後初ゴールをマーク。試合終盤にはアシストも決めた田中は、得点シーンについて「ボールが良かったので相手見て決めるだけだった」と振り返っている。

 2試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた田中は前半13分、MFカレド・ナレイからの左クロスにゴール前で反応。中央へ流れてきたボールを右足で押し込み、移籍後初ゴールとなる先制点をマークする。後半19分、MFアペルカンプ真大が味方のクロスを頭で合わせて今季2点目のゴールを挙げると、同アディショナルタイムには田中のアシストからナレイが加点。田中は1ゴール1アシストと躍動し、3-0勝利に貢献した。

 デュッセルドルフの公式YouTubeチャンネルでは田中の試合後インタビューが公開され、結果で貢献したことについて「やっとチームの力になれて嬉しいです」と安堵。得点シーンについては「常に点を取りたいと思ってますし、ボールが良かったので相手を見て決めるだけだったので、彼のパスに感謝したいなと思います」と、振り返っている。

 日本代表として戦ったカタール・ワールドカップアジア最終予選の3月シリーズ2試合(オーストラリア、ベトナム)でも存在感を見せつけた田中。デュッセルドルフでも、その勢いに乗るように結果を残したことで、今後のさらなる活躍に期待が懸かる。

 なお、この試合における日本人2選手の活躍ぶりには、ドイツ紙「ビルト」も「日本から7000人が住むデュッセルドルフのジャパンデー」と綴って注目していた。

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