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香川真司が語るキャリアでの“ターニングポイント” 「予想していなかった」出来事とは?
香川真司がベルギー紙のインタビューに応じる
ベルギー1部シント=トロイデンのMF香川真司が、自身のキャリアについて振り返った。ベルギー紙「DeMorgen」のインタビューに応じ、数々のクラブでプレーしてきたなかでの“ターニングポイント”について明かした。
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現在32歳の香川は2010年にセレッソ大阪からボルシア・ドルトムントに加入。ユルゲン・クロップ監督(現リバプール監督)の下でブンデスリーガ連覇、DFBポカール優勝を経験し、12年夏にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。その後、ドルトムント復帰を経て、トルコ1部ベシクタシュ、スペイン2部レアル・サラゴサ、ギリシャ1部PAOKを渡り歩き、シント=トロイデンへの加入が決まった。
現地時間2月13日のベルギー1部第27節ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦(1-0)で新天地デビューを飾り、ここまで公式戦計9試合に出場している。そんな香川が現地メディアのインタビューに応じ、キャリアでのターニングポイントについて明かしている。
香川はユナイテッド時代を振り返りつつ、アレックス・ファーガソン監督について言及。「僕をマンチェスターに連れて来たのはファーガソンだった」と話しつつ、「僕の1年目終わりにファーガソンが去り、僕は予想していませんでした。少なくとももう1年は彼と一緒に仕事ができると思っていました」と正直な気持ちを明かした。
2012-13シーズンを前にユナイテッドへ加入した香川は、加入1年目、ファーガソン監督の下でプレミアリーグ優勝も経験した。だが、そのシーズン限りで香川の獲得を望んだファーガソン監督が退任。このことが香川にとって大きかったようだ。インタビュアーから「彼が去ったことはキャリアのターニングポイントだったか?」と聞かれると、「要因の1つだった」と認めている。
「それ(ファーガソンの退任)は要因の1つでした。でも、それから私はたくさんの怪我をしました。それまでは自分がだんだんよくなっているという経験をしてきましたが、突然自信を失いました。僕は自分自身を疑いました。それは精神的にも大変なことでした。それでも、僕は決して諦めませんでした」
香川にとってはやはり、ファーガソンの退任がターニングポイントの1つだったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)