驚愕の“漫画的”ラストプレー 韓国人GK、鹿島を救う神セーブが話題「これぞ神スンテ」「理解不能」

鹿島の韓国人GKクォン・スンテ【写真:Getty Images】
鹿島の韓国人GKクォン・スンテ【写真:Getty Images】

鹿島はリーグ5連勝で首位に浮上

 鹿島アントラーズは4月6日、敵地でのJ1リーグ第7節でアビスパ福岡に1-0で勝利した。FW上田綺世が3試合連続ゴールで決勝点を挙げたなか、試合終了間際に韓国人GKクォン・スンテが見せたスーパーセーブにJリーグ公式も注目し、話題を呼んでいる。

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 37歳のクォン・スンテは、2017年にクラブ初の外国人守護神として全北現代(韓国)から鹿島へ加入。2年目以降、レギュラーへ定着し、安定感抜群のセービングで18年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇へ貢献した。20年シーズンから22歳のGK沖悠哉に正守護神の座を明け渡し、昨季リーグ戦では5試合の出場にとどまっていた。

 しかし今シーズン開幕戦で先発に名を連ねると、ここまでリーグ戦全7試合でフル出場。6勝1敗で首位を走る鹿島の原動力となっている。

 そんなクォン・スンテのワンプレーをJリーグ公式がYouTubeチャンネルで「切り抜き」動画として紹介。6日の福岡戦、1-0でリードした展開で迎えた後半アディショナルタイムのスーパーセーブを「勝利を手繰り寄せた神セーブ!!」と称えピックアップしている。

 試合終了間際、福岡のフリーキック(FK)のチャンスで、一度は鹿島がペナルティーエリア外へクリアするも、福岡MF金森健志が拾い、ピッチやや左から意外性あるロングシュートを放つ。前に出ていたクォン・スンテの頭を超えゴールに吸い込まれるかと思われたが、ラインぎりぎりのところで右手で弾き、間一髪のスーパーセーブ。DF関川郁万がクリアしたところでタイムアップとなり、鹿島が今季6勝目を挙げた。

 このプレーにはファンからも「マジでスーパー」「これぞ神スンテ」「これがラストプレーって漫画だろ」「あの軌道のシュートに届くのも理解不能」「めっちゃ興奮した」と称賛や驚きのコメントが多数寄せられている。

 鹿島は第2節・川崎フロンターレ戦(0-2)で敗れてから、怒涛の5連勝でリーグ首位に。試合終盤での勝負強さを見せるなか、チームの好調ぶりは韓国人GKの活躍なしには語れないはずだ。

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