残忍なタックルで一発退場のセスク 試合後にリバプールのドレッシングルームを訪れ謝罪

ICCで起きた退場劇 リバプールDFクラヴァンの左足首をスパイクの裏が直撃

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、現地時間27日にアメリカ・カリフォルニア州パサデナで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのリバプール戦に先発出場したが、後半25分にリバプールDFラグナル・クラヴァンの足首にスパイクの裏がヒットする危険なタックルを見舞い、一発退場となった。試合はDFギャリー・ケイヒルのゴールで、チェルシーが1-0で勝利している。

 “事件”が起きたのは、後半25分だった。こぼれ球を拾おうと駆け寄ったクラヴァンのもとに、セスクが勢い良くスライディングタックルを仕掛けると、スパイクの裏がクラヴァンの左足首を直撃。クラヴァンは悶絶してピッチに倒れこんだ。プレシーズンマッチとはいえ、一歩間違えれば選手生命に関わる大ケガになりかねない危険なタックルだっただけに、主審は迷わずレッドカードを提示した。

 負傷は大事には至らず、クラヴァンはその後もプレーを続け、チームで唯一フル出場を果たしている。

 英地元紙「リバプール・エコー」は、試合後のユルゲン・クロップ監督のコメントを掲載。「ユルゲン・クロップが明かす。セスク・ファブレガスはローズ・ボウルで起きた彼の極悪非道なチャレンジを謝罪するためにドレッシングルームの中に」とレポートし、セスクが謝罪を行ったことが判明した。

「あれはレッドカードだ。精神的な傷にならないことを願う。彼(セスク)はドレッシングルームに来て、申し訳ないと言ったよ。彼のチャレンジはあまりに遅れたものだった」

 

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