移籍市場で苦戦中のアーセナルを襲った新たな危機 DFリーダーが膝を負傷し年内絶望 

新主将候補のメルテザッカーが5カ月間の長期離脱

 アーセナルの元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーが、膝の負傷によって今年中の復帰が絶望視されている。センターバックの層に不安を抱えるアーセナルは、開幕戦で起用できるレギュラークラスのセンターバック不在という危機を迎えている。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。

 ミケル・アルテタ(マンチェスター・シティのアシスタントコーチに就任)の退団により、新主将就任が濃厚となっているメルテザッカーだが、22日に行われたランス(1-1)とのプレシーズンマッチで膝を負傷。アーセン・ベンゲル監督は試合直後に「数カ月の負傷」と語っていたが、最新のレポートによると医師からの診断は5カ月間の長期離脱になるとされている。守備の要が年内絶望となり、アーセナルの最終ラインは壊滅的な危機に瀕している。

 メルテザッカーとコンビを組むレギュラーのフランス代表DFローラン・コシエルニーは、欧州選手権(EURO)で決勝までプレーしたため、8月14日に控えるリバプールとのリーグ開幕戦は欠場する見通し。バックアップのブラジル代表DFガブリエル・パウリスタは扁桃炎を患い、プレシーズンのアメリカ遠征メンバーから外れるなどコンディションに不安を残している。

 

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