「たくさん点を取ってほしい」 闘莉王、日本代表「最強3トップ」選出…ベトナム戦起用に期待

元日本代表DF田中マルクス闘莉王【写真:荒川祐史】
元日本代表DF田中マルクス闘莉王【写真:荒川祐史】

3月29日にホームでベトナムと対戦、「伊東純也、上田綺世、三笘薫」をピックアップ

 日本代表(FIFAランク23位)は3月29日、ホームでのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節でベトナム(同98位)と対戦する。すでにW杯出場は決めており、森保一監督は前日会見で「大幅にメンバーを変えていきたい」とスタメンの入れ替えを示唆するなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は現状メンバーの最強3トップを選出。新型コロナウイルス禍でここ2年間スタジアムに足を運べなかったサポーターのために、「ベストメンバーでたくさん点をとってほしい」と持論を展開している。

 闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」のテーマはベトナム戦。先日のオーストラリア戦ですでに本戦突破を決めており、消化試合となる。闘莉王氏も新戦力抜擢の場として最適としながら、現有戦力でベストメンバーを希望している。

「こういう試合はいろいろ試していい。(それでも)今回はベストメンバーで行ってほしい。とにかくたくさん点を取ってほしい。(コロナ禍で)なかなかスタジアムにいけない。生で日本代表の見れていない。スタジアムの雰囲気を味わっていない人たちに、やっぱりサッカーは楽しいぞ、よくスタジアムに来てくれた。だからこれぐらいのショーを見せてやる。そんな代表を選んでほしい」

 最終予選で初めて入場者制限のない埼玉スタジアム。新型コロナウイルスの感染拡大防止策は講じられる状況で行われるが、コロナ禍でスタジアムに足が遠のいていたサポーターへの感謝と興奮をもたらすために、闘莉王氏はベストメンバーとゴールラッシュを期待している。

 そして、現メンバーでの最強3トップも指名。「伊東純也、(上田)綺世、三笘(薫)」と語り、最終予選でチームの救世主となった伊東純也(ヘンク)、オーストラリア戦で途中出場となった上田綺世(鹿島アントラーズ)と2ゴールと無双状態だった三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)の3トップ揃い踏みを期待していた。

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