「ハンドブレーキをかけながら」 アーセナル監督、練習復帰の冨安起用に慎重「怪我が再発しないように」
両ふくらはぎを痛めて約2か月間実戦から遠ざかっている状況
ふくらはぎの負傷で戦線離脱しているアーセナルの日本代表DF冨安健洋が、チーム練習に復帰するようだ。ミケル・アルテタ監督は、現地時間3月16日に行われるプレミアリーグ第27節リバプール戦での復帰については慎重な姿勢を崩していない。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
冨安は1月20日のリーグカップ準決勝第2戦のリバプール戦を最後に、約2か月間ピッチから遠ざかっている。昨年末に右足のふくらはぎを負傷し、一度は復帰したが、その後に逆の左足ふくらはぎも痛めてしまい、再離脱を余儀なくされていた。
アルテタ監督は冨安がリバプール戦に向けた前日練習に復帰することを明かした。ただし、試合への出場についてはまだ不透明な状態であるとも語っている。
「我々は彼(冨安)の復帰をプッシュしてきたが、それもハンドブレーキをかけながらだ。なぜなら怪我が再発しないように注意深くならなければいけないからだ。(リバプール戦での復帰が時期尚早かは)分からない。今日の練習でどのような状況か見てみよう」
「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙の予想スタメンには冨安は含まれておらず、右サイドバックのポジションには引き続きポルトガル代表DFセドリック・ソアレスの名前が記されている。トップ4入りに向けた大一番だが、指揮官は怪我明けの冨安の起用に細心の注意を払うことになりそうだ。
「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙のアーセナル予想スタメンは以下の通り。
GK
アーロン・ラムズデール
DF
セドリック・ソアレス
ベン・ホワイト
ガブリエウ・マガリャンイス
キーラン・ティアニー
MF
トーマス・パーティ
グラニト・ジャカ
マルティン・ウーデゴール
FW
ブカヨ・サカ
ガブリエウ・マルティネッリ
アレクサンドル・ラカゼット
(FOOTBALL ZONE編集部)