ケイン、プレミアリーグ通算得点で“アンリ超え”に喜び「ちょっとした素敵な金字塔だね」

エバートン戦で2ゴールを決めたFWハリー・ケイン【写真:AP】
エバートン戦で2ゴールを決めたFWハリー・ケイン【写真:AP】

通算得点5位のランパード監督率いるエバートン戦で2ゴール

 イングランド1部トッテナムは、3月7日のプレミアリーグ第28節でエバートンと対戦し、5-0で大勝した。この試合で2ゴールを挙げたイングランド代表FWハリー・ケインは、アーセナルで活躍した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の持つプレミアリーグ通算得点記録を抜いたことを喜んでいる。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。

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 前半14分にオウンゴールで先制したトッテナムは攻撃の手を緩めなかった。前半17分には韓国代表FWソン・フンミンのゴールでリードを広げると、同37分にはケインが最終ラインの裏を取り、GKとの1対1を制してチームの3点目を挙げる。

 この得点でプレミア通算得点を「175」に伸ばし、アンリ氏の記録に並んだケイン。チームが後半早々に1点を加えると、後半10分にもボレーシュートを決めて、一気にアンリ氏の記録を抜き、プレミアリーグの通算得点記録で単独6位となった。

 試合後、プレミア通算得点記録を176に伸ばしたケインは「ティエリは、これまで僕たちが見てきたなかでも、プレミアリーグ屈指の偉大なストライカーの1人だ。彼を超えるというのは、ちょっとした素敵な金字塔だね」と、喜びを語っている。

 なお、通算得点で第5位となっているのは、ケインよりも1得点多い通算177得点を挙げた元チェルシーMFフランク・ランパード氏。偶然にも、この試合の対戦相手であるエバートンの監督を務めていた。

 そして、4位は元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏(184ゴール)、3位は元イングランド代表FWアンディ・コール氏(187ゴール)、2位は元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(208ゴール)、1位は元イングランド代表FWアラン・シアラー氏(260得点)となっている。

 シーズン序盤の不振が嘘のように得点を量産しているケインは、どこまで自身の記録を伸ばせるだろうか。

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