JFAが今季レフェリングで掲げる“4大テーマ” 「排除していく必要がある」と説いたのは?

「上手だったのは、勇退された家本さんや村上さんだった」(荒木主審)

 さらに、メディア側からの「審判の試合コントロール」について質問が飛ぶと、東城氏は「試合を捌くレフェリーがしっかり(雰囲気を)感じ取って判定していかなければいけない」とすかさず回答。「選手の温度が上がってきたなと感じたならば、少し間を取ったりしてそれ以上にならないようにさせることも必要」と“危険なプレー”が起きる前に防ぐ重要性も説いた。

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 現役のレフェリーとして、経験を踏まえ、再び話を振られた荒木主審は「わざと間を取ったり、わざと無駄な会話をして遅らせることでクールダウンさせる」場合もあると明かす。「感情のコントロールというようなところは気にしていかないとという風には思っています」と語り、その部分で「上手だったのは、勇退された家本(政明)さんや村上(伸次)さんだった」と2人の名前を挙げている。

 荒木主審は「我々現場のレフェリーはもっともっと選手の安全を守るためにも研ぎ澄ませていかなければならない」と功績を残した2人のレフェリーの偉大さを実感しつつ、今季への意気込みを新たにしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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