香川真司、新天地ベルギーデビューへ シント=トロイデン監督「彼はビッグスター」と信頼

シント=トロイデンへ移籍をしたMF香川真司【写真:(C) STVV】
シント=トロイデンへ移籍をしたMF香川真司【写真:(C) STVV】

5日のコルトレイク戦でPAOK在籍時の2021年9月以来となる公式戦出場へ

 昨シーズン途中にギリシャのPAOKとの契約を解除し、無所属となっていた元日本代表MF香川真司は、今冬の移籍市場でベルギーのシント=トロイデンへの加入が決まった。労働許可証が発行された香川は、今週、クラブの練習に参加。その印象をベルント・ホラーバッハ監督が語っている。ベルギー・メディア「HBVL」が報じた。

 現在32歳の香川は2010年にセレッソ大阪からドルトムントに移籍。ユルゲン・クロップ監督の下、加入1年目の10-11シーズンにチームのブンデスリーガ制覇に貢献すると、翌11-12シーズンにはリーグ連覇を経験した。

 12年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、14年にドルトムントへ復帰。その後はトルコのベシクタシュ、スペインのレアル・サラゴサ、PAOKを渡り歩いている。香川が最後に公式戦に出場したのは、PAOKに所属していた昨年9月のこと。半年以上にわたって公式戦に出場していないため、その状態が気がかりだが、指揮官は好感触を掴めているようだ。

 シント=トロイデンは、同じ冬の移籍市場でFWジョアン・クラウス、DFアミーン・アル・ダヒルも獲得。チームに合流した3選手について、「いい形で合流できている。あとは、すぐに試合に出場できるか、見なければいけない。なぜなら、彼らはしばらくプレーできていないからね。その場合、少し時間がかかる可能性がある。(香川は)ほかの選手ほどまだ調整が進んでいない。まだシンジと話し合いはできていないが、私はそれほど彼のことは心配していない。練習では素晴らしいものを見せてくれている。彼はビッグスターだし、そういう選手は平均的な選手たちよりも、短い時間しか必要としないよ」と、期待を寄せた。

 2月5日に行われるコルトレイクとのアウェーゲームで、新天地デビューの可能性が報じられている香川。日本代表でも長らく付けていた10番を背負い、再び活躍を見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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