「ポグバに136億円払うならスアレスを取れ!」元仏代表ボランチがポグバを過大評価と一刀両断

EUROでは期待通りの活躍は見せられず

 移籍市場での評判が過大評価と断言している。今大会でポグバのパフォーマンスには疑問符がつけられ、「過大評価」というワードはポグバに付きまとった。フランス代表の先輩も認める格好となったが、母国の後輩だからこその厳しさの中に愛情がある言葉も語っている。

「ポグバには素晴らしい未来がある。だが、移籍は時期尚早だ。こういう話は、成長している最中のプレーヤーには好ましくないね。彼のことを“怪物”であるという人は多い。確かに、そうなるだろう。だが、今は違う。彼はまだチャンピオンズリーグや代表チームでその名を刻んでいない。彼にはそうするだけの未来があるだろう。だが、今の時点ではノーだ。成し遂げていない」

 プティ氏は厳しい言葉を投げ掛けながらもポグバの才能を最大級に評価し、イタリア王者ユベントスの「10番」として成長を続けることをアドバイスしている。現在は2012年にゼロ円で放出したマンチェスター・ユナイテッドが最も熱心にポグバにフットボール史上最高額の1億2300万ユーロ(138億円)の移籍金で買い戻しに動いているとされるが、去就問題の行方はどのような決着を見るだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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