負傷交代に涙を流すC・ロナウドの顔に舞い降りた“蛾” EURO決勝のワンシーンが世界で話題に

各国のコメディアンや歌手が“ネタ”に

 英国営放送「BBC」によると、このシーンは格好のネタとなっている。ジャーナリストのマーティン・ケルナー氏が「私の妻は『あの蛾はスタジアムの照明を消せば、どっかに行ってくれるはずよ』と言っていたよ」とイギリス人らしいジョークを飛ばし、またコメディアンや歌手がいち早く反応したという。

 アメリカ生まれのコメディアン、デイビット・バディールは「『ロナウドの蛾』。ギレルモ・デル・トロ監督による新たな映画の名前になるな!」と小粋なツイートをすれば、同じくコメディアンのリッキー・ジャーヴェイス氏も「僕はこの決勝戦を見てて退屈だったけど、蛾がロナウドの目に入らなかったことを感謝するよ」など、ちょっとした“大喜利”状態となった。

 またポルトガル系カナダ人でシンガーソングライターのネリー・ファータドも「月光が欠落し、蛾は次の素晴らしいものに移動したの。それは人工の光。それはロナウドが何か気になるものであり、偉大だからこそ。蛾はロナウドのもとへとトライしたの」と歌手らしい詩的な表現を使っている。

 当のロナウドは蛾が止まっても、あまりの悔しさからか全く気にしなかった。ピッチから去った後も試合途中からベンチに戻り、フェルナンド・サントス監督とともにテクニカルエリアに飛び出して、まるでロナウド自身も監督を務めるかのような熱血ぶりでポルトガルのEURO初制覇に陰ながら貢献した。蛾の存在をも忘れるほどの集中力は、CR7がなんとしてでも代表タイトルを渇望した象徴的な出来事なのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング