不発の“仏ジョーカー”が偉業達成!? 欧州クラブ以外の所属選手としてEURO決勝に史上初の出場

メキシコで得点王を獲得し人気沸騰

 30歳のストライカーは、2010年から15年までフランスの強豪マルセイユでプレー。155試合59得点を挙げているストライカーは、今季メキシコリーグでフランス人として初の得点王に輝いた。

 レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマが同僚の恐喝容疑で被告となり、メンバー選出を見送られたこともジニャクの本大会出場を後押しすることになったが、メキシコでは人気は沸騰中。「ジニャクマニア」が増殖し、名前入りのマフラーは「ホットケーキのように売れている」とレポートされている。

 惜しくもフランスを欧州の頂点に導くことはできなかったが、祖国から遠く離れた中米メキシコの地で輝きを放つジニャクは、EUROの歴史に名前を刻むことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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