主力放出にも容赦なしの“スペシャル・ワン”

　そのほか、出番が保証されなければ完全移籍を直訴すると報道されたベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイ。ファン・ハール前監督の愛弟子だったオランダ代表FWメンフィス・デパイ。そして、モウリーニョ監督就任直後から放出の噂が出ているスペイン代表MFフアン・マタとオランダ代表DFダレイ・ブリントと、すでに7人の具体的な放出候補の名前が浮上している。

　チェルシー時代にチームの中核だったマタを戦力外とした例があるように、モウリーニョ監督は自身の要求するスタイルに合わない選手は、容赦なく切り落とすことで知られている。それだけに大刷新の可能性は高いと見られているが、アレックス・ファーガソン元監督が退任した2012-13シーズンを最後にリーグタイトルから遠ざかる名門を復活させるため、情け無用で大改革に動くことになりそうだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images