マンUを震撼させるモウリーニョの“赤い革命” ポグバ獲得資金捻出に向けた7人の放出候補とは

英紙が特集 「ジョゼは22人と働きたい」と陣容大刷新を予想

 ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、今夏に陣容の大刷新が行われることになりそうだ。英紙「サン」の日曜日版は、今夏のユナイテッドの動きを「赤い革命」と大々的に銘打ち、「ジョゼ・モウリーニョ、ポール・ポグバ獲得の資金捻出のために8選手をクビにする」と報じた。

 “赤い悪魔”の愛称で知られるユナイテッドは、今季も大型補強を敢行している。パリ・サンジェルマンを退団してフリーとなっていた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ、ドルトムントからアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと大物を相次いで獲得。さらにフットボール史上最高額となる1億2000万ユーロ(約134億円)で、ユベントスからフランス代表MFポール・ポグバの獲得まで狙っている。

 補強の動きが強まるなかで、モウリーニョ監督は放出候補の見極め作業にも取りかかっている。ポルトガル人監督は、トップチームを少数で構成するスモールスカッドを好むことで知られており、記事ではユナイテッドに近い筋からの情報として「ジョゼは22人のキープレーヤーとともに、働きたいとの希望を明らかにしている」とレポートされている。そのためには現状から、8選手を放出する必要があるようだ。ポグバ獲得の資金捻出という意味でも、高額年俸を受け取るスターでさえ放出は免れないようだ。

 最も立場が危うい選手として挙げられているのが、昨夏に加入したドイツ代表の主将MFバスティアン・シュバインシュタイガーをはじめ、フランス代表MFモルガン・シュナイデルラン、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホの3人。昨季の低調ぶりを受けて、クラブでの立場が危機的な状況になっているという。中盤センターを本職とするシュバインシュタイガーとシュナイデルランが放出の筆頭候補に挙がっているあたりは、まさに同ポジションのポグバ獲得への布石ということだろうか。

 

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