天才・小野伸二が語る“セカンドキャリア” 指導者への思い激白「すごく最近思ってる」

札幌の元日本代表MF小野伸二【写真:Getty Images】
札幌の元日本代表MF小野伸二【写真:Getty Images】

公式YouTubeチャンネル「菅野孝憲のスゲ~話!」へゲストとして登場

 J1北海道コンサドーレ札幌のGK菅野孝憲が開設した公式YouTubeチャンネル「菅野孝憲のスゲ~話!」で、札幌の同僚である元日本代表MF小野伸二をゲストに迎えた第1回の後編が公開。42歳の天才は、セカンドキャリアについて「現実的な想像ができない」としつつも、指導者への興味を明かしている。

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 札幌5年目を迎えた37歳の菅野は、昨年12月にYouTubeチャンネル「菅野孝憲のスゲ~話!」を開設。ゲストの過去・現在・未来を深く掘り下げ、「普段は聞くことができない、あんな事やこんな事をズバッと聞く」ことに重きを置いている。

 第1回のゲストには5歳年上の同僚である小野を迎え、前編ではサッカーを始めた幼少期の話や、高校時代、プロ入り当初の話など、テーマは多岐に渡った。新たに公開された後編でも様々な切り口でトークが展開され、現役キャリア後の話題にも触れている。

 今年9月で43歳を迎える小野は、菅野からセカンドキャリアへのイメージに問われると「全然ない」と即答。「サッカーを取られちゃったら何もなくなっちゃうなといつも思っている。それ以外を考えられないというのもある。いつかは考えなきゃいけないんだけど、それを考えることが自分の中で間違いだと思っている」と理由も明かした。

 現役後のキャリアについて、「人のために何かのためにとは思っているけれど、それが何なのか現実的な想像ができない」という小野。できる限り「サッカーがやりたい」のが本音だが、年齢的な衰えとの問題にも向き合わざるを得ない。「長くやりたいというのはずっと思っていたけど、身体の状況というのもあるなかで、最近はコーチとか、ゆくゆくは監督とかにも興味はある」と、指導者への思いを打ち明けた。

「コーチになりたいのは、若手にもっとこうしてあげたいとか、選手だから言いづらい部分が、コーチだったらダイレクトに言いやすい部分もあるから、『良いもの持っているのに、コイツもっと変えたいな』っていうなかで、『俺がコーチだったら練習をこうさせる』とかできるなとか、若い選手たちをどんどん上のレベルに連れて行ってあげたいとか、気づかせてあげたいなっていうのは、すごく最近思ってる」

 自らを「サッカー小僧」と言うほど、ピッチ上でプレーし続けることを望んでいる小野。プレーヤーとして観る者を魅了し続けてきた天才は、将来的にどのようなキャリアを歩むのだろうか。

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