三笘薫、負傷から復帰で中断したリーグ戦に出場の可能性 現地メディア指摘「阻むルールはない」

ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表MF三笘【写真:Getty Images】
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの日本代表MF三笘【写真:Getty Images】

前回対戦では2点ビハインド、1人数的不利から三笘がハットトリックを達成して逆転勝利

 ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは、1月15日に行われた敵地でのリーグ第22節でセランと対戦。2-0とリードしていたが、濃霧のため、前半終了時点で試合は中断された。18日に後半から再開されるが、負傷していた日本代表MF三笘薫に出場の可能性があるとベルギーメディア「Walfoot」が報じている。

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 三笘は1月8日に行われたセルクル・ブルージュとの練習試合で右足首を捻挫し、15日の試合はメンバー外となっていた。前半5分にドイツ人FWデニス・ウンダフのゴールで先制したユニオンSGだが、同13分にはDFヨナス・バーガーがレッドカードで退場。1人少ない状況ながら同26分にベルギー人FWダンテ・バンゼイルの追加点で2-0とリードを広げていた。

 試合が再開される後半も、退場者を出したユニオンSGは10人で試合に臨まなければならない。バーガーを起用できないなか、負傷が癒えた三笘は遠征メンバー入りしており、ピッチに立つことが可能だという。

 記事では、「ユニオンが土曜日に起用することのできなかった日本人選手を除外するルールは一切ない」と言及。そして、「ルールにのっとったユニオンの行動を責める者はいないだろう。だが、セランにとっては受け入れがたいものだ」としている。

 というのも、セランは昨年10月の前回対戦時、前半終了時点で2-0とリードしていたうえに、ユニオンSGに退場者が出ていたため、数的優位を得ていた。しかし、後半からピッチに立った三笘にハットトリックを許し、2-4の屈辱的な大逆転負けを喫したからだ。

 現在、セランは降格圏内の17位と苦しんでいる。10人のユニオンSGを相手に逆転勝利を目指して、45分間に全勢力をかけて臨んできそうだが、三笘がプレーできれば、彼らを牽制する役割も果たしそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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