レスターも爆買いだ!ブラジル五輪代表FW獲得にクラブ史上最高額オファー更新へ

ストライカー補強に余念がないレスター

 レスターは今夏、移籍金1300万ポンド(約17億円)でニースから元U-21フランス代表MFナンパリス・メンディを獲得し、クラブ歴代最高額を更新。さらにCSKAモスクワのナイジェリア代表FWアーメド・ムサも移籍金1660万ポンド(約21億円)で獲得合意と報じられ、立て続けにクラブレコードを更新しようとしている。グレミオの要求通りに交渉が進めば、一度の移籍市場で3度のクラブ記録更新という異例の事態になる。

 ルアンは身長169センチと小柄だがポジショニングセンスに優れ、嗅覚鋭い点取り屋としてゴールを量産してきた。昨季は公式戦32試合で10得点を決めた。ブラジル全国選手権ではベストイレブンに選出された。

 イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディや日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの前線だが、ラニエリ監督やクラブ首脳部は補強ポイントと捉えている可能性が高い。来季はUEFAチャンピオンズリーグに参戦するレスターは、積極的な姿勢でストライカー獲得に動いている。合意済みというムサの他にもフィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチへの関心も伝えられている。

 奇跡のリーグ優勝を果たした昨季のチームにはブラジル人選手が一人もいなかったが、未来のセレソン入りが期待される逸材に照準を定めているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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