アーセナル冨安は「よくやった」 絶妙カバーリングを元英代表DF称賛「素晴らしい」

サマーフィルと対峙するアーセナルDF冨安健洋(写真左)【写真:Getty Images】
サマーフィルと対峙するアーセナルDF冨安健洋(写真左)【写真:Getty Images】

ネビル氏はリーズFWサマーフィルにシュートを打たせなかった対応を高評価

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間12月18日に行われたプレミアリーグ第18節リーズ・ユナイテッド戦(4-1)で右サイドバック(SB)として15試合連続スタメン出場。後半途中に右足を痛めて途中交代を余儀なくされたが、ピッチに立った64分間は堅実なパフォーマンスで勝利に貢献した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、冨安が見せた絶妙なカバーリングを「素晴らしいディフェンス」と称賛した。

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 アーセナルが3-0とリードで迎えた後半11分だった。リーズはアーセナルの左サイドを突破し、中央へ鋭いグラウンダーのクロスが送られた。ゴール前にFWクリセンシオ・サマーフィルが飛び込んできたが、カバーに入った冨安は相手選手をクロスの軌道に入らせないように先に体をぶつけてブロック。危険なエリアでの危機察知能力とフィジカルコンタクトの強さを発揮してシュートを打たせなかった。冨安はその後もファーサイドに流れたこぼれ球を自ら拾い、身体を張ったキープでファウルをもらうなどクレバーなプレーでピンチを脱した。

 この場面について、解説者のネビル氏は「トミヤスはよくやった。サマーフィルの走り込みへの対処法は右SBとして素晴らしいディフェンスだった」と絶賛。現役時代に右SBとしてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍した名手が、同ポジションの冨安が見せたカバーリングの技術に太鼓判を押した。

 冨安は右足を痛め、後半19分で途中交代を余儀なくされたが、この日も持ち前の守備力でチームの勝利に貢献した。

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