バルサが22歳の仏代表の万能型DFを36億円で獲得合意 最終ラインの強化に成功

仏紙報じる EURO8強先発濃厚なウムティティ

 2年連続の国内2冠を達成したバルセロナがフランスの将来有望なセンターバック獲得に成功した。欧州選手権(EURO)に参加中のフランス代表DFサミュエル・ウムティティ(リヨン)を3000万ユーロ(約36億円)で獲得合意に達したと、フランス紙「レキップ」が伝えている。

 ブラジル代表DFダニエウ・アウベスがユベントス、スペイン代表DFマルク・バルトラがドルトムントに去り、DFアドリアーノも移籍濃厚と見られている。また守備の要であるDFハビエル・マスチェラーノもユベントス移籍が取りざたされるなど来季のバルサの最終ラインには不安の声が出ていた。しかし、クラブは水面下でウムティティとの交渉を進めており、36億円の移籍金で5年契約がまとまったという。

 現在22歳のウムティティは昨季リヨンで30試合に出場し、チームの2位進出に貢献した。その急成長を買われ、バルセロナのDFジェレミー・マテューの負傷離脱の代役としてフランス代表のEURO メンバーに大抜擢された。フランスは決勝トーナメント1回戦アイルランド戦でDFアディル・ラミ(セビージャ)が大会2枚目の警告となり、次戦出場停止となる。そのため左利きのウムティティのスタメン起用が噂されるなど、大きな期待を背負っている。

 

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