サンプドリア吉田、カタールから年俸2億6000万円オファーも固辞か 残留希望と現地報道
「吉田麻也の未来は、ヨーロッパにあり続ける」とイタリアメディアが注目
イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、カタールのアル・ガラファからの関心が報じられていた。しかし、日本代表のキャプテンは欧州に留まる意向があるとして、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場を目指すクラブからのオファーを断ったようだ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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2009年に名古屋グランパスからオランダのVVVフェンロへ移籍した吉田は、イングランドのサウサンプトン、そして現在のサンプドリアと欧州の3クラブでプレーしてきた。来シーズンのACL出場を目指すカタールリーグ4位のアル・ガラファは、吉田の獲得を目指していたという。
「カルチョメルカート・コム」によると、イタリア人のアンドレア・ストラマッチョーニ監督が率いるクラブは、吉田に対して「年俸200万ユーロ(約2億6000万円)のオファーを用意した」という。しかし、イタリアメディア「Sampnews24」の記事によると、吉田は欧州でのプレー続行を望んでいるため、アル・ガラファのオファーに対して、すでに断りを入れたようだ。
サンプドリアとの契約が、2022年6月で満了を迎える吉田は、クラブとの契約延長を希望しているという。「Sampnews24」は「吉田麻也の未来は、ヨーロッパにあり続ける。それが、サンプドリアか、そうではないにしても」と、報じている。
サンプドリアとの契約延長が実現しなかった場合、日本を含めたアジアのクラブからも関心を寄せられそうなだけに、今後の動向も注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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