「主役の座を射止めた」 PSV堂安律、圧巻2ゴールの活躍を現地絶賛「彼の見方が変わった」
KNVBカップ2回戦フォルトゥナ戦で2ゴール、チームの2-0勝利に貢献
オランダ1部PSVの日本代表MF堂安律は、現地時間12月15日のKNVBカップ2回戦フォルトゥナ・シッタルト戦で2ゴールを奪う活躍を見せ、2-0の勝利に貢献した。現地メディアは「主役の座を射止めた」と称え、直近の活躍ぶりにも注目している。
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フォルトゥナ戦で先発した堂安は前半28分、敵陣ペナルティーエリア(PA)内右でパスを受けると、相手1人を巧みにかわして左足で先制ゴールを奪取。さらに後半17分にも、味方との連係からPA手前へ侵入し、左足で豪快な一撃を突き刺し、後半37分にピッチを退いている。
この試合での活躍ぶりに、オランダメディア「ED」は「主役の座を射止めた」と綴り称賛。今季の堂安は、膝の怪我もありインパクトを残せない試合が続いたが、12月4日のリーグ第15節ユトレヒト戦(4-1)で1ゴール1アシストをマークし、そしてフォルトゥナ戦では2ゴールと、ここに来て存在感を高めている。
今夏にはブンデスリーガへの移籍が噂されるなど、去就動向が注目されていた堂安。そうした背景もあり、記事では「ここ数か月、堂安律にとって潮目がうまく変わってきている。11月に入ってから、彼の見方がいかに変わったか。堂安はチャンスを掴み、ますます定着しつつある」と、急激に戦力的価値を高めつつある状況にも触れている。
さらに、去就動向に触れた日本代表アタッカーの声も紹介され、堂安は「冬の旅立ち? まさかね。PSVに集中しています。今、多くの時間を与えられていることに満足している」とコメント。自らの価値を着実に証明しつつある現状に自信を窺わせており、さらなる活躍に期待が懸かる。
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