「リーダーの素養なし」と批判したマラドーナが代表引退のメッシに手のひら返し 「ロシアW杯で王者になれる!」

サッカー協会の腐敗には「激怒している」

「メッシは代表でのプレーを続けなければならない。彼はまだプレーを続けるのだし、ロシア(W杯)こそワールドチャンピオンになれるはずだ。チームを前に進められる選手たちに頼る必要がある。アルゼンチン代表が混乱している状況から目をそらすため、人々はメッシが去らなければならないと言っているだけだ」

 マラドーナ氏は過熱する報道を戒めるようにこう言った。またかつて自身も確執があり、メッシが不満をため込んだとされるアルゼンチンサッカー協会(AFA)は腐敗が問題化しているが、(以前会長を務めていた)グロンドーナ氏をサポートする人間はいなく、彼が亡くなる当日まで何もしなかったのを知っている。私はアルゼンチンサッカーに起きていることに対して、とても悲しいし、激怒している」と批判を繰り広げた。

 6月24日に29歳の誕生日を迎えたメッシだが、あまりに早い代表引退発言をマラドーナ氏も何とか覆してほしいと願っている。果たして傷心のエースは偉大なるレジェンドの懇願を聞き入れることはあるのだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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