屈辱のEURO16強敗退に「申し訳ない」 イングランドのホジソン監督が辞任を表明
失意のなかで4年の航海に終わりを告げる
イングランド代表のロイ・ホジソン監督が、1-2で敗れた27日の欧州選手権(EURO)決勝トーナメント1回戦アイスランド戦の直後に辞任を表明。2012年から続いた4年間の航海が終わりを告げた。
グループB2位通過で決勝トーナメントに進出したイングランドは、初出場のアイスランドと対戦。開始4分にルーニーのPKで先制したが、前半6分、18分と立て続けの失点で逆転を許すと、最後までアイスランドの守備を崩すことができずに1-2で敗戦を喫した。
ホジソン監督は試合後に、報道陣の前に姿を現すと、すぐさま辞任を発表した。
「申し訳ない。この道は終わりを告げなければいけない。だが、こうしたことは起こり得るものだ。またすぐにメジャートーナメントでイングランドの姿を見ることができることを願っている」
イングランドサッカー協会もすぐさま声明を発表。「我々はロイ・ホジソンの辞任という決断を支持する。次のステップについてもすぐさま話し合いを行う」と、後任の選定にも即座に着手すると発表した。
また、アシスタントコーチを務めていたギャリー・ネビル、レイ・レウィントンの2人も、指揮官とともに代表スタッフの座から離れることが発表された。
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