「とても嬉しくなる話」 リバプールFWサラー、バルセロナからの関心報道に言及
サラーは「プレミアリーグにとどまることを好ましく思っている」とコメント
イングランド1部リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは今季、公式戦20試合で19得点9アシストを記録し、プレミアリーグの得点ランク首位を快走している。クラブとの契約は2023年6月までとなっており、去就が注目を集めるなか、母国エジプトのテレビチャンネル「MBC Maser」のインタビューに応じたサラーの言葉を、スペイン紙「AS」が報じた。
リバプールとサラーは、相思相愛の関係にある。両者は残留を望んでいるものの、契約延長交渉はまとまっていない。スペイン1部FCバルセロナが強い関心を示しているという報道も出ているなか、サラーが自身の胸中を明かした。
「これまで何度か言ってきたけれど、もし決断が僕次第のものであるのであれば、僕はリバプールにとどまりたい。でも、決断をするのは、マネジメントであり、解決すべき事柄がある。彼ら次第なんだ。経済的な側面は、クラブがどれだけ感謝をしているか、クラブにとどめたい意思があるかを表すものだ。でも、この決断は、経済的な面だけのものではない」
サラー側は、今回の契約交渉で、クラブ最高額となる週給7000万円を超える年俸を要求しており、それがリバプールの決断を鈍らせているとされている。
バルサからの関心について問われたサラーは、「バルセロナのようなクラブが僕に関心を持ってくれているというのは、とても嬉しくなる話だね。でも、僕はリバプールで満足している。未来に何が起こるかは、見てみよう。今の時点では、僕はプレミアリーグにとどまることを好ましく思っている。世界で最もレベルの高いリーグだからね」と、イングランドへの思いを強調した。
サラーがイングランドを離れることになれば、プレミアリーグにとっても打撃になるのは間違いないが、リバプールとの契約延長交渉はまとまるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)