代表初招集の田口が本田らとの練習に緊張の面持ちも「自然体でやっていきたい」

 

憧れのスターとの“共演”に「気が引き締まる思い」

 

 日本代表初招集となった名古屋MF田口泰士が憧れのスターとの“共演”に武者震いを隠せなかった。

「とりあえず楽しくやろうと思っていた。最初は緊張もあったけど、ゲームも楽しくできて良かったです。(本田や長友に?)あいさつしました。“よろしくお願いします”と。テレビで見ていた人たち、こういう人たちと一緒にやるんだなと気が引き締まる思いがした」

 7日午後の代表練習に初合流を果たした沖縄出身のゲームメーカーは初の代表招集に緊張の面持ちだった。グランパスOBながら初共演となるACミラン本田圭佑、そして、インテルDF長友佑都という欧州組との初共演にかなり緊張した様子。

「どういうプレーを見せたいか? いや、そこはあんまり考えてないですね。自然体でやっていきたい」と話した田口。前日は台風18号の影響で東海道新幹線が遅れ、合宿初日の練習にはとうとう間に合わなかった。

「出足は最悪ですね……(笑)。初めて行くのに、遅れて合流するのは性格的に嫌だったんで」

 人見知りする性格の田口は回避不可能なトラブルによる出遅れを嘆いたが、先輩の懐にどんどん飛び込んでいくつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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