森保J、3位なら南米5位と対決へ イタリアとポルトガル同居に注目 W杯・大陸間プレーオフ&欧州予選プレーオフ

日本代表【写真:ⓒJFA】
日本代表【写真:ⓒJFA】

今夏の欧州選手権を制したイタリアと5年前の欧州王者ポルトガルが同組に

 来年のワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた欧州予選プレーオフの組み合わせ抽選会が現地時間11月26日に行われ、今夏の欧州選手権を制したイタリアと5年前の欧州王者ポルトガルが同じトーナメントに入り、少なくともどちらか1チームが出場権を逃す抽選結果になった。

 今予選では欧州各国が10グループに分かれて予選を行い、各組の1位が本大会への出場権を獲得した。そして、各組2位の10チームとUEFAネーションズリーグの結果によりオーストリアとチェコがプレーオフへの参加権を獲得。これら12チームを、4チームずつ3つに分け、それぞれ準決勝と決勝が行われる1試合ずつのトーナメントが実施され、勝ち抜いた3チームが出場権を得る。

 2位通過のうち上位6チームが準決勝をホームで開催する権利を獲得する方式で、決勝戦のホームチームは抽選で決定された。

 A組の準決勝はスコットランドがウクライナ、ウェールズがオーストリアとそれぞれホームで対戦。決勝は、ウェールズ戦の勝者のホームで行われる。

 B組の準決勝はロシアがポーランド、スウェーデンがチェコとそれぞれホームで対戦。決勝は、ロシア戦の勝者のホームで行われる。

 C組の準決勝はイタリアが北マケドニア、ポルトガルがトルコとそれぞれホームで対戦。決勝は、ポルトガル戦の勝者のホームで行われる。

 最大の注目はC組で、今夏の欧州選手権を制したイタリアと、FWクリスティアーノ・ロナウドを擁す2016年の欧州選手権王者のポルトガルが同組に入り、少なくとも1チームは来年の本大会出場を逃すことになった。オンラインで感想を問われたイタリアのロベルト・マンチーニ監督は、苦笑いしながら「私たちにとって非常に難しいドローになった」と話した。

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