トゥヘル監督がモウリーニョ超えの新記録 ユーベ撃破、チェルシーの“鉄壁の守備”に英注目
トゥヘル監督の通算50試合目のゲームで32勝目を記録、失点はわずか24の好記録
チェルシーは現地時間11月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節で、ユベントスを4-0と圧倒した。ユベントスにとって、0-4の大敗が21世紀以来初めてという記録である一方、チェルシーにとっても新たな記録であると英紙「メトロ」が報じている。
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プレミアリーグで首位を走る昨季CL王者のチェルシーは、前半25分にDFトレヴォ・チャロバーのゴールで先制し、後半10分にはイングランド代表DFリース・ジェームズのシュートでリードを広げる。その2分後にも、イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイが左足でゴールを割ると、最後は負傷から復帰したドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがアディショナルタイムにダメ押しゴールを決め、4点差をつけた。
伝統的に堅守を誇るユベントス相手の大勝で、16強進出を決めたチェルシー。この試合は昨季途中に就任したトゥヘル監督にとって、通算50試合目の公式戦だった。そして、この一戦で過去にチェルシーを2度のリーグ優勝に導いたジョゼ・モウリーニョ監督の記録を塗り替えたという。
トゥヘル体制のチェルシーは、50試合で32勝を記録し、公式戦の無失点試合はなんと31試合だ。これまでイングランドのクラブを率いた監督で、最初の50試合で最も失点が少なかったのは、2004年にチェルシーを率いたモウリーニョ監督の27失点だった。しかし、トゥヘル監督のチェルシーは、50試合でわずか24失点と、驚異の堅守を見せているのだ。
トゥヘル監督のチームは今季、すでに公式戦20試合を消化して、13勝5分2敗という成績だが、何よりも驚きなのは2失点以上を喫したゲームが1つもないことだ。プレミアリーグで首位を走り、クラブ史上初のCL連覇を目指すチェルシーは、シーズンが終わる時にどのような記録を残しているだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)