浦和は「サッカー人生そのもの」 契約満了の宇賀神友弥が悔いた「印象に残る試合」とは?

浦和レッズを今季限りで契約満了により退団する元日本代表DF宇賀神友弥【写真:ⓒURAWA REDS】
浦和レッズを今季限りで契約満了により退団する元日本代表DF宇賀神友弥【写真:ⓒURAWA REDS】

下部組織から計18年浦和に在籍し、ホームの埼玉スタジアムは「僕の家」

 J1リーグの浦和レッズを今季限りで契約満了により退団する元日本代表DF宇賀神友弥が、11月21日のトレーニング後にオンライン会見を実施。下部組織から通算18年間在籍したことに「浦和レッズは僕のサッカー人生そのもの。そして、埼玉スタジアムは僕の家」と思いを馳せた。

 宇賀神は浦和のホームタウンさいたま市(旧浦和市)に隣接する戸田市の出身で、中学から6年間浦和の下部組織でプレーした。しかし、トップ昇格は叶わずに流通経済大へ進学。4年時にJFA特別指定選手制度で浦和に戻り、卒業後の2010年にトップチームへ正式加入した。下部組織から大学経由でのプロ入りは浦和初で、戸田市出身で唯一のJリーガーにもなった。

 初年度から当時のフォルカー・フィンケ監督の下でチャンスを与えられ、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が指揮した時期は完全な主力として活躍。その間には日本代表にも選出された。2016年のルヴァンカップ、17年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)、18年には決勝戦で自らゴールを決めた天皇杯でタイトルを獲得している。左サイドバックやウイングバックを主戦場に、右サイドでもプレーできる万能性の持ち主だ。

 その宇賀神は、「浦和レッズというクラブの素晴らしさを本当に長い間、感じることができた。クラブに対する愛情は誰にも負けないと思っている。中学校の時からいて、浦和レッズとはこうあるべきというものを自分なりに考えてコメントして、振る舞ってきた」と、その思いを語った。

 キャリアを見れば、ユースからトップ昇格が叶わなかった。自分のポジションには毎年のように下部組織からの昇格や補強があった。浦和サポーターとも時に激論を交わした。それでも「サポーターは厳しい目で、厳しい意見をぶつけてくれる。それに対する反骨心をいつも持っていた。ストレートな性格で、思ったことを口にするし、感情をストレートに表現したから、ぶつかる回数も多かった。浦和は自分にマッチしていたと思う」と成長してきた。

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