日本で活躍できるスコットランド選手は? 前横浜FM監督が指摘「レベルが高く…」
セルティックのポステコグルー監督、Jリーグを称賛「観客も素晴らしい」「情熱的だ」
アンジェ・ポステコグルー監督は、今年6月に横浜F・マリノスの監督を退任し、スコットランド1部リーグのセルティックの監督に就任した。現地の取材に応じたオーストラリア人監督は、日本とスコットランドの違いについて語り、Jリーグで活躍できるスコットランド人選手の条件についても触れている。セルティック専門メディア「セルティック・スター」が報じた。
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セルティックに移ったポステコグルー監督は、ヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧を補強すると、これが大当たり。古橋は加入後の公式戦18試合で13ゴールを挙げる活躍を見せ、リーグで2位につけるチームを牽引している。今後、古橋に続く日本人選手の獲得も噂されているセルティックだが、逆にスコットランド人選手がJリーグで活躍できる可能性について言及した。
日本とスコットランドには、「多くの違いがある」と言うポステコグルー監督は、Jリーグについて「試合の技術面は、素晴らしい。観客も素晴らしい。私たちは新型コロナウイルスの影響を受ける前、3万5000人から4万人の観客を横浜に集めていた。彼らは真っ直ぐで、歌を歌い続ける」と語った。スコットランドほどの歴史がないことについても触れつつ、「受ける印象はこことは違うが、ここと同じくらい情熱的だ」と口にしている。
スコットランド人選手が活躍できる可能性については、「イエスだ。もちろんスコットランド人選手は活躍できるだろう」としつつも、その条件を加えた。
「ただし、最高峰のスコットランド選手でなければ、日本に行き、インパクトを残すことはできないだろう。なぜなら一般的な日本人選手のレベルはとても高く、外国籍選手を獲得する時は、可能な限り高い質の選手が求められる。外国籍選手にとって、溶け込むのが簡単なリーグではない。私自身は、とても楽しめたけれどね」
これまでJリーグにも、元横浜FCのDFスティーブン・トゥイードや元FC町田ゼルビアのMFコリン・マーシャルといった選手がプレーしていた。今後、Jリーグの顔となるようなスコットランド人選手が、日本にやってくることはあるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)