三笘が満点、「中途半端」「物足りない」選手は? オマーン戦出場16人を金田喜稔が採点

南野は「今の状態なら他の選手の起用を考えていい」

<FW>
■大迫勇也(ヴィッセル神戸/→後半43分OUT)=★★★(3つ星)
 身体を張って強引にポストプレーする場面もあったが、近くに選手がいないこともあり、そこまで良さは発揮できなかった。またシュートへの強い意識、シュートを狙うという怖さがあまり感じられない。ストライカーとしての怖さは物足りない。

■南野拓実(リバプール/→後半17分OUT)=★★★(3つ星)
 ゴール前で絡む回数が少なく、以前よりも明らかに良さを発揮できていない。攻撃の構造上の問題もあるが、南野の怖さが薄まっているのも事実だ。コンビネーションで崩す場面も増やしたいが、今の状態ならほかの選手の起用を考えていいだろう。

■伊東純也(ヘンク/→後半37分OUT)=★★★★(4つ星)
 2試合連続ゴールを決めてチームを勝利に導いた点を評価したい。右サイドでのコンビネーションは改善の余地があるが、前半のビッグチャンスにも絡んでおり、チームでの存在感は揺るがない。

金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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