EURO参加枠拡大による低レベル化に苦言 御意見番リネカー「新フォーマットがネガティブな影響もたらす」

16強新設でグループステージのクオリティー低下

 EUROは今大会から従来の16チームから24チームが本大会に参加した。従来決勝ラウンドは8強スタートだったが、16強ラウンドも新設された。6グループに分かれて戦うグループステージでは各グループの上位2ヶ国に加え、3位チームの成績上位4チームもベスト16に進出することができるようになった。

 より多くのチームが決勝トーナメントに進出する可能性が生まれた。リネカー氏はグループステージにおける試合のクオリティーが低下したことを懸念している。同氏の指摘通り、イングランド対スロバキアの他、現地時間16日のドイツ対ポーランド、18日のポルトガル対オーストリア、19日のスイス対フランスと、ここ5日間で強豪国の4試合がスコアレスドローに終わっている。

 多くの国に門戸を広げたEUROだが、グループステージにおいては試合のクオリティー低下という問題点も浮き彫りになっているようだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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